保育方針
・遊びや体験を通して豊かな感性を育て、創造的に遊び、最後までやりぬく力を育てる。
・身近な人々や社会とのかかわりを通して、自主性・社会性を育てる。
・宗教教育や食育を通して、命の尊さを知り、思いやりの心を育てる。
令和5年度 反省点・改善点
令和5年度の保育において、私たち職員は子どもに対して、保育者が考えた活動を保育や行事の中で行っていた。今まではそれが当たり前で、特に反省すべき点とも思っていなかったが、保育に関する講習やセミナーを受けるようになって、それが「やらせる」保育であり、改善すべき点であると感じた。
(1)子どもの自主性の欠如
これまでの保育では、保育者が主導して活動内容を決定し、子どもにその活動を「やらせる」形になっていた。この結果、子どもの自主性や創造性が十分に発揮されず、受動的な態度が見られることが多かった。
(2)子どもの興味・関心の無視
職員が一方的に活動を決定することで、子どもの興味や関心が十分に反映されない状況が生じた。これにより、子どもが活動に対して興味を持てず、意欲的に取り組む姿勢が見られないことがあった。
(3)振り返りと改善の必要性
今年度の保育を通じて、子どもの自主性を尊重することの重要性を再認識した。これまでの「やらせる」保育では、子どもの意見や興味が十分に反映されていないことが多く、彼らの主体性を育む機会が不足していた。今後は、子どもが自ら考え、選び、行動できるように、日頃の保育や行事の中で子どもの意見を取り入れることを心掛けたいと思う。
まとめ
今年度の反省を踏まえ、今後は子どもの自主性を尊重し、彼らが主体的に活動できる環境を整えることを目指す。子どもの興味や関心を大切にし、彼らが自ら考え、行動できるような保育を提供していきたいと思う。